Aristolochia mollissimaのお花のアップ   Aristolochia mollissima
  お花のアップです。
  黒く染まった開口部より
  黒紫褐色の筋が広がっています。
  
  何となくお花が笑っているように
  見えるのですが(私だけ?)、
  皆さんはどうですか?
Aristolochia mollissimaのお花を少し斜めから   お花を少し斜めから撮影しました。
  黒い口が開いているのが
  わかりますか?

  こうしてみるとお花がボケ〜ッと
  しているようにも見えますね。
  (やっぱり私だけ?)
Aristolochia mollissimaのお花の横顔   お花を横から撮影しました。
  とても面白い形をしていますね。
  
  萼片が合着して筒型になったうえ
  屈曲しています。
  さらに軟毛に覆われていて
  優しい雰囲気。
Aristolochia mollissimaの葉っぱ   Aristolochia mollissimaの葉っぱです。
  葉色は薄くハート型。
  写真ではわかりにくいと思いますが
  軟毛に覆われています。

Aristolochia mollissima (キヌゲウマノスズクサ、黄花大輪ウマノスズクサ、ビロードウマノスズクサ)
ウマノスズクサ科のつる植物です。中国原産で山地斜面の茂みや草原に見られます。
ハート型の葉を持ち長さ3〜10cmで黄緑色。茎・葉ともに軟毛に覆われています。冬は落葉します(茎は枯れずに残ります)。
春に花を葉腋に1個ずつつけます。花弁はなく、筒状に合着した萼片は屈曲し楽器のサックス(サクソフォーン)を思わせる形になっています。花の径は4cmほどで黄色く内側に黒紫褐色の筋が入り開口部は黒く染まっています。

栽培は簡単です。鹿沼土・赤玉土などの混合用土で水はけ良く植えつけます。鉢は深めが良いでしょう。つる性なので支柱等が必要です。通常やや日陰で管理しますが春先から直射日光下で管理すれば耐えてくれます。水遣りは用土表面が乾きはじめたらたっぷりと与えてください。耐寒性はありますが冬は凍らない程度の保護をしてあげると安心です。
増殖は挿し芽や根伏せを行います。


戻る