アサマリンドウのお花 雌しべの先端がかわいい   アサマリンドウのお花のアップです。
  澄んだ青い花色が美しい。

  雌しべの先端は二つに分かれいて
  まるで大海原にいるクジラの「潮吹き」
  のように見えませんか?
  (ハナポンだけ?)
アサマリンドウのお花   自生地でのアサマリンドウです。
  写真映りが悪くてすみません。
  お花が少し虫にかじられている
  ようですね。

  2006年11月に和歌山県にて
  撮影しました。
自生地でのアサマリンドウ   自生地で咲き誇っている
  アサマリンドウです。

  写真より実物はもっと鮮やか
  なのですが写真を撮るのが
  下手なもので…。
  
  上の写真と同じく
  2006年11月に和歌山県にて
  撮影しました。
  

アサマリンドウ
紀伊半島南部と中国地方、四国、九州の低山の林内や道端に生えるリンドウ科の小型多年草です。
高さは大きくて25cmくらいまでで、5cm未満で開花する株もあります。長さ3〜8cmほどの卵形または長楕円形の葉が対生します。
秋には茎頂に(さらに株が充実すれば)上部の葉腋にも数個の花を咲かせます。花は青紫色で長さ4〜5cm、色合いはリンドウより青みが強いです。
名前のアサマは「浅間」ではなく「朝熊」で三重県の伊勢にある朝熊山(あさまやま)に由来します。
日本の特産種です。

栽培は、簡単です。半日陰で管理します。春は少々日に当てたほうがしまった株になります。表面の土が乾くまでに水をあげましょう。地上部のない休眠期に鹿沼土単用か、これに軽石砂や赤玉土等を混合したもので植えつけます。
増殖は株分け・根茎伏せ・実生ができますが、挿し芽が簡単です。5・6月頃に摘芯をかねて挿せば簡単につきます。


戻る