Bulb.falcatumのお花です   Bulbophyllum falcatumのお花です。
  とても小さくて変な形…

  黄色く目立つのは上萼片です。
  唇弁(リップ)はその反対側にある
  黒赤紫色の三角形です。
別角度から見てもへんなお花ですね   お花を別角度から。
  やっぱりどこから見ても変な形…
  面白いっ!!
平たい花茎に小花がつきます   特徴ある平たい花茎をしています。
  両側に行儀よくお花が並んでいますね。
  
  花色や花茎等には個体による変化があり
  赤紫色の着色が薄い個体や緑色の
  個体もあります。
  このページの写真は全て
  ‘Jungle Gem’と名づけられた
  選別個体です。
Bulb.falcatumの偽鱗茎です   Bulb.falcatumの草姿です。
  縦長下太りの偽鱗茎の頂に
  葉が2枚つきます。

  写真は角度が悪くて分かりにくいですが
  偽鱗茎どうしは5cmほど離れています。
Bulbophyllum falcatum Megaclinium falcatum
(バルボフィラム・ファルカタム、メガクリニウム・ファルカタム)

アフリカのギニア、シエラレオネからコンゴ、ウガンダにかけて分布し、低地から標高1.400mまでの森林の木に着生、まれに岩生しています。
高さ7cmほどの縦長の偽鱗茎があり、それらは5cmほど離れて根茎でつながり、頂部に革質の葉を2枚つけます。
春に偽鱗茎の基部から花茎を伸ばしますが、花茎の上部は扁平でその両側に小花をつけます。
基準変種 var.falcatumの他に2つの変種( var.bufoと var.velutinum)があります。また、Bulb.minutumなどと呼ばれているものはBulb.falcatumにまとめられることもあります。

栽培は、比較的簡単です。ミズゴケ植えやヘゴにつけても良いでしょう。置き場所は明るくて風通しのよいところを選びます。水遣りはミズゴケの表面が乾いたらたっぷりあげます。比較的水を好みます。低温時は水遣り頻度を減らし乾かし気味に管理します。寒さにはそれなりに耐えますが最低5度以上は保ちます(できれば10度以上)。
増殖は植え替え時に株分けをします。


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