Bulbophyllum maximumのお花です。 とても小さなお花ですが、アップにして みるとすごいデザインですねっ! |
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幅広くて平たい花茎の側面に 小さなお花がついています。 う〜っ 面白〜っ!! |
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平たい花茎の両側に行儀よく蕾と お花が並んでいます。 蕾はまるで甲殻類の爪のよう… 花持ちはあまりよくなく数日で終わって しまいますが、順次咲いていくので 長い期間楽しむことができます。 |
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Bulb.maximumの花茎の様子です。 花が咲いているのか一見分かりませんが 花茎だけでも十分に楽しめます。 分布域が広いので、花茎の色や幅などは 地域によって差があるようです。 |
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草姿です。 四つの稜がある偽鱗茎には、 頂部に2枚の葉っぱがついていて、 写真では分かりにくいですが、 匍匐する茎でつながっています。 葉っぱにある白い模様は消毒の跡です。 すみません。 |
Bulbophyllum maximum (Megaclinium maximum) (バルボフィラム・マキシマム、メガクリニウム・マキシマム) アフリカの中央から南部にかけて分布し、低地から標高1.900mまで広く見られ、湿度が高い森林帯にある木の頂部付近に少し腐植質がたまったようなところや、腐植質がたまった岩の上などに着生し、しばしば滝の近くにも見られます。 高さが最大で10cmほどになる縦長で四つの稜がある偽鱗茎があり、ときに稜の部分がデコボコになる個体も見受けられます。偽鱗茎は3〜10cmほど離れて根茎でつながり、頂部には革質で長さ10〜20cmの葉を2枚つけます。 春に偽鱗茎の基部から花茎を伸ばします。花茎は長さが90cmを超えることもあり、暗紫褐色地に白っぽい点が入るものや黄緑色地に紫褐色の点が入るものなどがあります。花茎の上部は幅広で薄い刃物のような形になっていて、その両側に小花を並べてつけます。花は多いときには120個ほどつくことがありますが、花は1〜4個ずつが順次開花していくので、いっせいに咲きそろうことはありません。 栽培は、比較的簡単です。明るくて風通しのよいところで管理します。ただし直射日光は葉焼けを起こすことがあるので注意しましょう。匍匐茎が伸びるので通常はヘゴやコルクにつけたり、バスケットにミズゴケ植えにします。乾燥によく耐えますが、生長期は比較的水を好むので、ヘゴやコルクにつけた場合は毎日たっぷりと水をかけます。ミズゴケ植えなら表面が乾いてからたっぷり水をあげます。低温時は水遣り頻度を減らし乾かし気味に管理します。最低気温は10度以上を保ちます(できれば15度以上)。 増殖は植え替え時に株分けをします。 |
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