シルホペタルム・ロクスブルギイのお花   シルホペタルム・ロクスブルギイの
  お花です。
  たくさんのお花が輪になって並んで
  います。

  下向きに伸びているのは、側萼片で
  乳白色地に赤紫色の霧点が入って
  います。
  側萼片は2枚あるのですが途中から
  くっついていて1枚になっています。
シルホペタルム・ロクスブルギイのお花のアップ   お花のア〜ップです。
  赤紫色のストライプがおしゃれですね!
  
  中にある赤紫色の舌みたいなものは
  唇弁で、なんだか「ベーッ!」てしてる
  みたい♪

  写真ではわかりにくいですが、側萼片の
  表面にはやや粘質の液体がにじみ出て
  います。
シルホペタルム・ロクスブルギイのお花の裏側   花序を下からのぞいたところです。
  
  ちょっとクラゲみたいでしょうか?
シルホペタルム・ロクスブルギイの草姿   シルホペタルム・ロクスブルギイの
  草姿です。
  丸い偽鱗茎に先端が少しくぼむ肉厚の
  葉が1枚ずつついています。
シルホペタルム・ロクスブルギイ (ブルボフィルム・ロクスブルギイ、シルホペタルム・シッキメンセ、ブルボフィルム・シッキメンセ)
Cirrhopetalum roxburghii、(Bulbophyllum roxburghiiCirrhopetalum sikkimenseBulbophyllum sikkimense)

インド原産で、木に着生しています。
丸い1cmほどの偽鱗茎は匍匐茎で連なり、頂部に肉厚の葉が1枚ずつついています。
夏に偽鱗茎の基部から花茎を長く伸ばし、先端に10個前後の花を開いた傘のようにつけます。
花は、花弁と上萼片に赤紫色のストライプが入り、縁には赤紫色の毛が生えています。最も目立つ2枚の側萼片は長く伸びて途中から合着し、基部だけに赤紫色のストライプが入っています。あまり目立たない唇弁は赤紫色で「舌」のように見えます。
花茎の長さが葉と同じくらいか短く、花は強く反り返り、花弁が三角形で、ずい柱の翼が内に曲がっているものをシルホペタルム・シッキメンセ(Cirrhopetalum sikkimense)とする場合がありますが、同種とみなされることが多いです。(上の写真の個体はシルホペタルム・シッキメンセとして入手したものです)

栽培は、比較的簡単です。ミズゴケ植えやヘゴにつけても良く育ちます。置き場所は、直射日光を当てると葉焼けを起こすことがあるので、明るい日陰で風通しのよいところで管理します。水遣りは植え込み材の表面が乾いたらたっぷりあげます。低温時は水遣り頻度を減らし乾かし気味に管理します。寒さにはそれなりに耐えますが最低5度以上は保ちます(できれば10度以上)。
増殖は植え替え時に株分けをします。


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