開花時のClematis anshunensis   冬の状態。
  真冬に白い釣鐘型のお花を
  ぶら下げます。
Clematis anshunensisのお花   お花は4弁(花弁ではなく萼片)で
  先が少し外に反っています。
Clematis anshunensisのお花の内側   お花の内側です。
  たくさんの雄しべが束になっていますね。
Clematis anshunensis
(クレマチス アンスンエンシス、クレマチス アンシュネンシス、峨眉山半鐘蔓、ウインターベル)

キンポウゲ科の植物で中国の西南部に分布し山地の落葉樹林内や林縁に生えています。
つる性で長さは3〜4mほどになります。葉は常緑性で年中葉を楽しむことができるクレマチスの仲間です。
花は白からクリーム色で長さ4cmほどの釣鐘型で冬に咲きます。
葉姿、花とも観賞価値が高く人気のある原種クレマチスです。

栽培は、比較的簡単です。水はけ良く植えつけます。大株なら地植えでも良いでしょう。ただし植え付けの際、クレマチスの仲間は根を切られることを嫌うので注意しましょう。根に線虫が寄生すると弱るので殺線虫剤を使用します。
明るいところで管理しますが夏はなるべく涼しくしてあげましょう(耐暑性はそこそこあります)。冬は戸外で管理できますが寒冷地なら保護をしてあげましょう(最低気温は−5度程度)。
1年でツルがかなり伸びるので花後に1/3〜1/2ほど剪定するとコンパクトにできます。その後も剪定するようでしたら7月までには済ませましょう。それ以降剪定すると花がつきにくくなります。
増殖は挿し芽が行えます。5・6月ごろ剪定した枝を利用しましょう。


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