Den.linguiformeの葉   多肉質の小判型の葉には縦筋が入り
  ます
  葉は寒さや日が強いと紫褐色に染まり
  ます。
Den.linguiformeの花   白く繊細な小花が1花茎に沢山つき
  ます。
  花は逆さを向いています。
Dendrobium linguiforme (デンドロビウム リンギフォルメ、Dockrillia linguiforme
オーストラリアに自生する小型着生ランです。硬い多肉質の葉を極短い匍匐する茎の先に1枚つけます。一般的なデンドロビウム属の仲間のように竹みたいな長い茎は持っていません(Dockrillia属とされることもあります)。あまりにも特徴のある姿をしているので、多肉植物としても栽培されることがあるようです。春に花茎を伸ばし白い小花を多数つけ美しいです。

栽培は、比較的簡単です。コルク板やヘゴ板、流木などに縛り付けて栽培します。ミズゴケ植えもできますが多湿にならないように注意します。置き場所は風通しよく明るい所に吊るします。水やりは暖かい期間は毎日(ミズゴケ植えの場合は表面が乾いてから)、冬は乾燥気味にします。冬の最低気温は1度ですが、もう少し高めの方が安心です。


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