Den.striolatumの花   黄色っぽい小花を逆さ向きにつけます。
Den.striolatumの花の裏側   花の裏側です。
  チョコレート色のストライプが特徴的。

ドクリリア・ストリオラタ (デンドロビウム ストリオラタム)
Dockrillia striolata、(Dendrobium striolatum

オーストラリア原産の小型着生ランです。主に岩場に生え、まれに樹木につくそうです。多肉質の棒状葉を1枚だけ細い茎の先につけます。
花は逆さを向き葉の基部に1・2個につきます。日本では早春から春に咲きます。花の特徴はなんといっても外側の赤褐色のストライプでしょう(2枚目写真です)。同じくオーストラリアのドクリリア・ククメリナ(Dockrillia cucumerinaDendrobium cucumerinum)などにもストライプは入りますが、また違った趣です。黄色地に入る艶のある濃いストライプは小さい花ながら魅力的です。

栽培は、簡単なものの一つです。日当たりを好み乾燥にもよく耐えますので、風通しよいところにつるします。コルクやヘゴにつけたり、荒めの軽石砂やミズゴケ植えもできます。
耐寒性もあり、冬の最低気温は1度です。
直射にガンガン当てると葉は紫褐色に染まります。


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