ヒトリシズカのお花のアップ   お花のアップ。
  とても繊細で清楚なお花。
  日本人好みって感じです。
自生地でのヒトリシズカ   自生地での様子。
  
  株姿も清楚な感じですね。
  花は少し終わり気味です。
ヒトリシズカの群落   群生しています。

  ヒトリシズカは自生地ではたいてい
  株立ちであったり群生しています。
  「1人で静か」に生えていることは
  ほとんどありません。

  写真ではわかりませんが花が終わって
  果実が実っています。
  果実が実ると花茎は葉の下に隠れる
  ように基部より折れ曲がります。

  このページの写真は全て、2006年
  5月に奈良県にて撮影しました。
  
ヒトリシズカ
センリョウ科の植物で、山地の林内に生えています。北海道から九州に分布しています。
春に新芽を伸ばし茎の先に4枚の葉(輪生のように見えますが2対の葉が接近して対生しています)をつけます。
冬は落葉休眠します。
花は葉が開ききる前に4枚の葉の中心から花茎を伸ばし穂状に咲かせます。花には花びらや萼が無く、3本の白い糸状の雄しべの花糸が目立ちます。
名前の由来は清楚な白い花を静御前にたとえ、花穂が1本であることから「1人」とついたようです。
しかし、まれに花穂が2本出ることもあります。

栽培は、簡単です。年中やや明るい日陰で管理します。水は土が乾かないようにあげます。植え替えは休眠期(秋が最適)または花の後に赤玉土や鹿沼土、軽石砂などの混合用土で植えつけます。肥料は好むほうなので春と秋に固形肥料などをあげましょう。
増殖は株がとても良く増えるので植え替え時に適当な大きさに株分けします。


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