フェルニア・ヒストリクスのお花です   フェルニア・ヒストリクスのお花です。

  地面に横たわるように咲きます。

  写真が青白っぽくなってしまったのが
  ちょっと残念。ゴメンナサイ…
花の中に指を入れたらどうなるのか? 答え「とくに何も起きません」   お花を真上から見たところ。

  動物チックで海の中に住んでいそう
  ですね。

  あ〜ん♪ この風貌がたまらない… 
突起だらけだ!フェルニア・ヒストリクスのお花   花弁の突起をア〜ップ!!

  トゲトゲがヤマアラシに似て見え
  ませんか?

  かっこい〜
フェルニア・ヒストリクスの株姿です   フェルニア・ヒストリクスの株姿です。

  サボテンっぽく見えますがトゲは触っても
  痛くありません。

  灰色がかった肌の色をしているので
  精気がなさそうに見えますが、これでも
  元気いっぱいなんですよ〜

  ちなみに、涼しい季節に強い日に当てると
  ほんのり赤紫色に染まります。
フェルニア・ヒストリクス(点美角)
Huernia hystrix var. hystrix

キョウチクトウ科(旧ガガイモ科)の多肉植物で、ジンバブエ、モザンビーク、南アフリカ、スワジランドに分布しています。
高さ6〜7cmほどで5稜ある多肉質の茎を持ち、その稜線上にトゲ状の突起が並びます。茎は灰緑色で、通常は斜上し時々這って株が広がります。
日本では、主に夏〜秋に茎の基部近くから短い花茎を伸ばして、通常地面に横たわるように上向きに花を開きます。花は径3cmほど(文献では最大で5cm)で、クリーム色地に赤褐色の斑点や筋が入り、同じ模様をした乳頭状突起が密に生えています。
いくつかの変種があり、茎の高さが3cmほどで、花が小さい「var. parvula (亜種とする説もあります)」などがあります。
ガガイモ系の多肉植物の花には悪臭を放つもの(例えばStapelia属のほとんどは腐肉臭を放ちます)がありますが、Huernia属は臭わないものも多く本種も悪臭を放ちません。

栽培は、年中明るい場所で管理しますが、真夏の直射日光は日焼けを起こすことがあるので普通は軽く日よけをします。植え替えは春から夏の暖かい時期に行います。砂質の水はけがよい土で植え付け、水は控え気味に与えますが、春から夏の生長期間中は何日も水切れさせると弱ることがあります。冬の休眠期は水をさらに控え乾燥気味に保ちます。寒さにはやや弱く、最低気温が5度程度なら耐えると思いますが、10度を下回らないように管理するほうが安心です。
増殖は、挿し芽が簡単です。春から夏の間に茎を付け根からもぎ取り、切り口を日陰で1週間以上乾かしたものを挿し穂とします。軽く湿らせた土に挿し穂の基部を浅く埋め、一週間後から水をあげます。
ガガイモ系の多肉植物は突然腐りだし、枯れることがあるので、挿し芽で予備の株を用意しておくとよいでしょう。


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