イサベリア・プルケラのお花です   お花のアップです。

  径2cmほどで紅紫色のかわいい
  お花です。
  光が当たるとキラキラっと輝いて
  きれいですよ!
イサベリア・プルケラの株姿です   株全体の様子です。

  繊維状に枯れた鞘葉がついている
  卵型の偽鱗茎があって、その先端に
  葉が1枚だけ付いています。

  葉は少しカーブしつつも、ほぼ直立して
  います。
イサベリア プルケラ
Isabelia pulchellaNeolauchea pulchella

ブラジルのリオ・デ・ジャネイロ州、サン・パウロ州、パラナ州、サンタ・カタリーナ州、リオ・グランデ・ド・スール州に分布する小型の着生ランで、涼しく湿った山地に自生しています。
細い匍匐茎が横に這い、卵形の偽鱗茎が1〜3cmほど離れてついていて、その頂部には細くて先が尖った葉が1枚ついています。
秋から冬にかけて偽鱗茎の頂部から葉より短い花茎を1本伸ばし、普通1個の濃紅紫色の小花を咲かせます。唇弁(リップ)はほとんど円形で縁は波打ち、よく見るとより濃い紅紫色の脈状の線が通っています。
ネオラウケア・プルケラの名前で流通していることもあります。

栽培は、比較的簡単です。匍匐茎が伸びるので通常はヘゴ板などに縛り付けて育てますが、ミズゴケで植えることもできます。このとき匍匐茎や偽鱗茎は埋めないように根だけを植え込みます。適度な湿度は年中必要で、生育期はとくに水を好みますが過湿に注意します。年中、明るい日陰で管理し、夏は涼しくしてあげます。冬は最低10度以上を保つと元気に過ごしてくれます。
増殖は、4〜5月頃の植え替え時に株分けを行います。


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