イワチドリ大一点花 花に
大きく
紅点が
入る個体
イワチドリ円弁花 花型が
丸い
(円弁)
個体
イワチドリ奇花 唇弁が
退化した
変わった
イワチドリハート一点花 花に入る
点が逆さ
ハートの
形になっ
た個体
イワチドリ大一点濃ぼかし入り花 花に入る
点が大き
く丸く入り
その外側も紫紅色がのる
個体
イワチドリ純白円弁花 純白の
円弁花
の個体
自生地でのイワチドリその1 野生の
個体
花は細めで色も薄い
以下奈良県にて撮影
自生地でのイワチドリその2 左と同じ自生地ですが花の形が異なります。
自生地でのイワチドリその3 同じ自生地ですがこれも花型が異なります。 自生地でのイワチドリその4 自生している状態
ギボウシやサツキなどと一緒に生えています。
中央に花が見えます
自生地でのイワチドリその5 岩の隙間に、すし詰め状態で生えています。 自生地でのイワチドリその6 小苗です

イワチドリ
本州中部以西と四国に分布(伊豆諸島は絶滅か?)しています。渓流沿いの岩の隙間に生える小型のランです。
水を好むので、岩の隙間でも水が染み出ているような所や川が増水したら浸かってしまうような低い位置に多く見られます。小さな葉を1枚(まれに2枚)つけ春に薄ピンクのかわいい花を数個つけます。個体差が大きく花の形や色、模様は様々です。自生している姿を見る機会が非常に少なくなりましたが、人気がある植物なので人の手によりに増殖され様々な優良個体が作出されています。落葉性なので冬は地上部がなく塊根で越冬します。

栽培法は、多くの書籍に記載されています。私の場合は水はけ良い用土(赤玉土、鹿沼土、日向土の小粒を混合したもの)に山ゴケの粉を1割混ぜて植え込んでいます。極浅めの腰水をしています。明るくて風通しのよいところに置くとよいでしょう。肥料は液肥を春と秋に、固形肥(リン酸分の多いもの)を花の後と秋にあげています。春から秋までは水を切らさないようにし、落葉後はやや乾き気味にしています。3月に毎年植え替えています。
コケ玉つくりや生きたゼンマイの根に植えつけると結構よくでき球根も増えてくれます。


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