キイジョウロウホトトギスの お花です。 鮮やかな黄色がとてもきれい! |
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蕾です。 何だかマグロっぽい形ですね〜 |
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お花の内側です。 ヒョウ柄っぽい模様がびっしりと 入っています。 (模様は花被片の先端部には 入っていません) |
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自生地での様子です。 湿った岩場に垂れ下がるように生えて います。 よく見ると茎の下部(写真では上側)の 葉が枯れていますね。 自生地でも葉が傷んでしまうんですね〜 2007年10月に和歌山県にて撮影 しました。 |
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上記とはまた別の自生地です。 ちょっと分かりにくい写真ですが、 岩壁に生えている他の植物の根の 塊の中にたくさん生えています。 2007年10月に三重県にて撮影しました。 |
キイジョウロウホトトギス ユリ科の多年草で、紀伊半島南部(和歌山県、奈良県、三重県)の湿った岩壁に生えています。 茎は長さ30〜100cmで垂れ下がりほぼ無毛、笹の葉型の葉をつけます。 夏の終わりから秋にかけて葉腋に釣鐘型の黄色い花を下向きに1〜3個ずつつけます(蕾が若いときは上を向いています)。冬期には地上部は枯れ休眠します。 ジョウロウホトトギス(トサジョウロウホトトギス)、サガミジョウロウホトトギス、スルガジョウロウホトトギスと非常に 似ています。 「トサ〜」は「キイ〜」と比べると葉に艶がなく極短い柄があり、茎には毛があって、花被片内側の模様は先端部まで あります。 「サガミ〜」はやや小型で茎は無毛、茎の先端に総状の花序をつけ、蕾は下を向き、葯は黄色。 「サガミ〜」より葉が細く、茎がより短くて葯が赤褐色なのが「スルガ〜」です。 ちなみにキイジョウロウホトトギスは、黄女郎(きじょろう)〜ではなくて紀伊上臈(きいじょうろう)〜です。 栽培は、葉が傷みやすいですが比較的簡単なほうです。 春の芽出し時はよく日に当て、これらの仲間に共通ですが葉が枯れこみやすいので夏前からは遮光し涼しいところに置いてあげます。水を好むので年中水切れしないようにしましょう。 水はけよく赤玉土に軽石砂などを混合したものに植えつけます。鹿沼土を追加しても良いでしょう。茎が長く垂れ下がるので普通は腰高の鉢に植えます。植え付け時期は休眠中で3月ごろが最適、根がよく発達するので毎年植え替えましょう。植え替えの際、古い根は取り除きましょう。 花期に、葉がほとんど枯れこんでしまうことがありますが、ほとんどの場合、地下部は生きています。あきらめずにそのまま管理を続けると翌年出芽してくれます。 増殖は、自然と株が増えてくれます。植え替え時に分けてあげましょう。挿芽・実生もできます。 |
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