コアニチドリの花   花のアップです。
  
  写真の花は咲きはじめなので
  唇弁(リップ)がまだ開ききっていません。
  極薄くピンクに染まる白い花は小さくて
  大きさは1cm前後ですがなかなか
  かわいらしいですよね!
コアニチドリの草姿   開花時の草姿です。地際に細長い葉を
  1枚(たまに2枚)出します。

  写真の株は花茎の先が少しおじぎ
  しています。
コアニチドリのムカゴ   秋に花茎の先にできたムカゴ(小苗)です。
  
  小さな葉と塊根が数個ひしめき合って
  ついています。
コアニチドリ
南千島から本州中部までの明るい湿地や湿った岩場に生えています。
草丈は10〜20cmほどで細い茎の先端に初夏のころ白い(極薄くピンクに染まる)小花をつけます。
花の唇弁(リップ)には2条の紅紫色の線(点線であることも)が入りかわいらしいです。

栽培は、水切れさせないようにすることがポイントです。細かめの赤玉土や軽石砂などの混合用土にミズゴケの粉を1・2割ほど混ぜたものやミズゴケ単用で休眠期に植えつけるとよいでしょう。球根の上下を決して間違えないようにしましょう(芽があるほうが上)。
明るく風通しのよい場所に置きます。特に春は日向に置いて締まった株にしましょう。
肥料は春に固形肥料をほんの少しと春と秋に薄い液肥をあげると良く育ちますが、慣れないうちは薄い液肥をあげるだけにしましょう。
冬は水遣りを控えめにしますが水切れはさせないほうが良いでしょう。
秋にムカゴをとりミズゴケに植え込んで育てると2・3年で開花株になります。


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