コケイランのお花です   コケイランのお花です。
  渋〜いでしょ?
  これぞ日本人好み!って感じ
  じゃないでしょうか?
コケイランのお花の横顔   お花の横顔のアップです。
  なかなかに凝った形をしています。
  飽きのこない良いお花だと思って
  います。

  ただ、ちょっと育てにくいのが残念。
コケイランの花序   コケイランのお花は花茎に
  たくさんつきます。
模様入りコケイランのお花   お花に模様が入るコケイランの
  お花です。
  花型もいい個体ですね。
  
  2006年5月に奈良県にて撮影しました。
コケイラン自生地での草姿   自生地での草姿です。
  1株に細い縦ジワのある葉っぱが
  2枚ついています。

  写真には2株写っています。
  (赤矢印とオレンジ矢印で指しているのが
   葉っぱです)


  オレンジ矢印の方は葉っぱが1枚
  しか見えませんが実は株元にもう
  1枚あります。
  (写真では良くわかりませんが…)
  
  他にたくさんある細い葉っぱは
  スゲの仲間です。
  おかげで山ではみつけにくいです。

  2008年5月に奈良県にて撮影しました。

コケイラン(ササエビネ)
地生ランです。日本では北海道から九州の山地の湿った林内(特に沢沿い)に生えています。海外では中国、台湾、朝鮮半島からロシアにかけて広く分布しています。
縦ジワがある長さ20〜30cmほどの細長い葉を1・2枚つけます。
晩春から初夏に高さ30〜50cmの花茎に径1cmほどの黄褐色の花をたくさんつけます。花に赤い斑点が入るものと無点のものがあります。
花の後(夏)は葉が枯れ、秋に再び出芽してきます。(冬には葉があります。)

栽培は、やや難しいものの一つです。水はけ良く植え、年中直射日光の当たらない湿度の高い場所で管理します。水遣りは年中用土が乾かないように管理にします。夏は落葉しますが水は普段通りあげます。できる限り涼しいところに置き蒸れないように注意しましょう。冬はジンワリと生長しているので乾寒風と霜、強い凍結は避けましょう。ハダニがつきやすいので注意します。
増殖は、極まれに株が増えてくれることがあります。偽鱗茎を切り分けて浅く埋めておくと苗を得られることがありますが成功率はあまりよくありません。


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