コオロギラン 和歌山県、徳島県、高知県、熊本県、宮崎県、鹿児島県に点々と分布し(伊豆諸島にも隔離分布するらしい。海外では台湾などに分布)、常緑広葉樹林帯にある杉林内に生えます。非常に個体数が少ないうえ、極小型の草姿のため見つけるのは非常に困難です。 高さは5〜10cmほどで茎の途中に長さ5mm前後の葉を1枚つけます。夏に茎の先端に花を1〜3個咲かせます。花は淡紅紫色で、長さ4mmほどの丸い唇弁(リップ)をもっています。葉とほぼ同じ大きさかやや小さい苞葉があります。 栽培法はまだ確立されていません。過去、栽培が試みられたことがあるようですが失敗しているようです。 |
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