コオロギランのお花です   コオロギランのお花です。
  とても小さいのですが
  特徴ある愛らしいお花ですよね。


  暗い写真ですみません。
丸い唇弁がかわいいコオロギラン   ちょっと別角度からお花を写しました。
  丸い唇弁(リップ)はやや透き通って
  います。
  唇弁の基部近くに小さな突起
  (黒赤紫色の部分)があるのですが
  この写真ではわかりにくいですね。
  上の写真のほうがわかるかな?
コオロギランの草姿   コオロギランの草姿です。
  葉はとても小さく5mmほど!
  しかも1枚だけ!!
  草丈は10cmに足りないくらいです。
  
  ちなみに花のすぐ下にある葉は
  苞葉です。
コオロギラン自生地の様子   自生している様子です。
  赤丸をつけているところに生えています。
  わかりにくいですね〜。
  スギの枯れ葉が積もっているところを
  好むようです。

  高知県横倉山のコオロギランが
  有名ですが、この写真は和歌山県で
  撮影したものです。

  このページの写真はすべて
  2007年9月に和歌山県にて
  撮影しました。

  →2009年に撮った写真もあります。
  こちらをご覧ください⇒
コオロギラン
和歌山県、徳島県、高知県、熊本県、宮崎県、鹿児島県に点々と分布し(伊豆諸島にも隔離分布するらしい。海外では台湾などに分布)、常緑広葉樹林帯にある杉林内に生えます。非常に個体数が少ないうえ、極小型の草姿のため見つけるのは非常に困難です。
高さは5〜10cmほどで茎の途中に長さ5mm前後の葉を1枚つけます。夏に茎の先端に花を1〜3個咲かせます。花は淡紅紫色で、長さ4mmほどの丸い唇弁(リップ)をもっています。葉とほぼ同じ大きさかやや小さい苞葉があります。

栽培法はまだ確立されていません。過去、栽培が試みられたことがあるようですが失敗しているようです。


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