Laelia lucasianaのお花の正面   お花のアップです。
  ピンクの星型のお花がかわいらしい。
  濃い黄色の唇弁(リップ)も魅力的。
Laelia lucasianaのお花をやや斜めから   お花を少し斜めから撮影しました。
  唇弁(リップ)は正面へせり出していて
  先端は巻き込んでいます。
Laelia lucasianaの株姿 1 Laelia lucasianaの株姿 2   株姿です。
  ぶ厚い葉が立ち並んでいます。
Laelia lucasiana (Laelia ostermayeri) (レリア ルカシアナ、レリア オスターメイリ)
ブラジルの標高2.000〜2.200mの高地の岩上に生育する小型の着生ランです。
これらブラジルの東部から中部に分布し高地の岩上に生育する小型種の一群はLaelia(レリア)属の中でもロックレリアと呼んでいます。
Laelia(レリア)属はCattleya(カトレヤ)属と極近縁なので草姿も良く似ています。
下太りの偽鱗茎(シュードバルブ、略してバルブとも呼びます)を持っていて頂部に厚い葉を1枚つけます。いかにも乾燥に耐えそうな姿をしています。株の高さは10cmくらいですが日強く締めて育てるともっと小型になることもあります。
新しく生長した偽鱗茎の頂部から花茎を伸ばし夏に花を2〜3個咲かせます。花弁・萼片ともにピンク色で唇弁(リップ)は濃い黄色をしています。

栽培は、日当たり良く、風通し良く、水はけ良く管理することが大切です。強い日差しを好みますが風通しが悪いと葉焼けを起こすことがあります。また日が弱いと花つきが悪くなります。
ヘゴやコルク片等につけたり軽石系の粗い砂で植え込みます。ミズゴケ植えもできますが過湿にならないように管理します。生長期は夕方にたっぷり水をかけ朝までには乾いている状態が適しています。冬の休眠期は乾燥気味に管理します。乾燥させていると低温にもよく耐えますが最低でも5度以上あると安心です。増殖は春の植え替え時に株分けをします。


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