花のアップです。 小さなお花ですが真っ黄色の花びらを エプロン(化粧まわし?)の様に垂らして とてもかわいらしいです。 |
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自生地でのミミカキグサの様子です。 日当たり良い湿地に生えています。 (水没していることも多い) 貧栄養の場所なので他の植物はあまり 生えていません。 写真中のごく小さくて細長い棒状のものが 葉っぱです。 地表に散らばるようにたくさんあります。 この地下に捕虫嚢があり微生物を 捕らえます。 三重県にて撮影しました。 |
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ミミカキグサの花の後です。 この耳かきのような実の形が名前の 由来です。 大きさといい雰囲気といい何となく 耳かきに似ていますが試さない方が 良いですよ! (うまく掃除できません。ひどい場合は耳の中で 種子が散らばります。) |
ミミカキグサ タヌキモ科の植物で、日本では北海道を除く全国に自生していますが東南アジア一帯とインド、オーストラリアにも広く分布しています。日当たりが良くて貧栄養の湿地に生えています。 地中にあるごく繊細な地下茎から小さい細長い葉(長さ1cm足らず)を出し地表面に横たえます。地下茎にはごく小さい半透明の捕虫嚢がついていて、これで地中の微生物を捕らえる食虫植物です(微生物を水ごと吸い込み捕らえます)。 夏から秋にかけて小さいながらも黄色くて目立つ花(径5mmくらい)を数個つけます。 多年草ですが日本の場合、寒さで枯れて種子で冬を越すので一年草になっています。 栽培は、年中絶対に水を切らさないように管理します(腰水が有効です)。年中明るいところに置き基本的に無肥料で育てます(極薄い液肥をあげると効果があるのでしょうが用土が汚れて株が腐ってしまいやすいです)。 植え込み用土はミズゴケやピートモス、ミズゴケにケト土を2・3割混ぜたもの等を用います。植え付けは春に、植わっていた用土ごと切り分け新しい用土で植え込みます。 実生は簡単で同じ用土に秋から春までに播いておきます。芽を出すのは梅雨のころになります。 冬、加温してあげると年中生育します。 |
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