ミヤマウズラの葉姿   暗緑色の葉に模様が入ります。
  模様の入り方は個体により
  様々です。
ミヤマウズラのお花を正面から   薄くピンクに染まった優しい色あいの
  お花です。
  桃緑褐色の点がありブタの鼻を思わせ
  ます。
ミヤマウズラのお花の横顔   お花を横から写しました。

  ややわかりにくいですが花の外側と
  子房に短毛が生えています。
ミヤマウズラのお花を斜めから   お花を少し斜めから写しました。

  なんとなく「ひょっとこ」が両手を
  広げているように見えませんか?
  (それって私だけ?)  
自生地のでのミヤマウズラ   自生地での状態
  2005年3月三重県にて

ミヤマウズラ

日本の地生ランです。松林や山の尾根筋など比較的乾いた所や杉林の下にも見ることができ、けっこう身近に見られるランです。
濃緑色地の葉に黄緑色の網目模様が入ります。模様の入り方は個体により個性があるので面白いです。
斑入りで美しいものは「錦蘭」と呼んで珍重し愛培されます。
花は夏の終わり近くに薄ピンクの小花を数個つけますが、その花を正面から見ると上方の弁が重なっているところに二個の桃緑褐色の点が入り、まるで「ブタの鼻」をイメージさせるようでかわいいです。

栽培は、ミズゴケで水はけ良く植え込むのが一般的です。置き場所は直射日光は避け、湿度の高いところに置きますが、少し明るめのところが徒長せず株がしまります。水は用土が乾ききらないようにあげますが、加湿にならないように注意します。
ナメクジ・カタツムリが好んで食害しますので注意します。


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