ミョウガのお花です   ミョウガのお花です。

  地際にある「ミョウガの子」とも
  呼ばれるタケノコ型の花序に
  お花をつけます。
  お花は一日でしぼみますが
  次々と咲くので結構楽しめます。

  ちなみに「ミョウガの子」を食べると
  『物忘れをしやすくなる』といわれますが
  そのようなことは無いみたいです。
ミョウガの散斑縞   ミョウガの斑入り葉です。

  写真の個体は葉が展開中の頃は
  白の散斑縞斑で、
  次第に斑色に緑が乗ってきて
  萌黄斑になります。
ミョウガの白中透け斑   上の写真とは異なる斑入り葉の
  ミョウガです。
  白中透け斑できれい。
斑入りのミョウガの子   上の白中透け斑の「ミョウガの子」です。

  よく見ると尖った部分だけに緑色の
  着色があるのがわかりますか?
  この個体は「ミョウガの子」も
  斑入りになるんですよ。

ミョウガ
ショウガ科の多年草で、野生状態のものは本州から九州まで分布していますが、これは古い時代に中国から渡来したものと考えられています。湿った林内、沢沿いを好みます。若芽と花序が食用として利用されています。
葉は長い笹の葉型で長さ20〜30cm。葉の基部は鞘になり、これが重なり合って茎のように見えます(偽茎と呼びます)。
偽茎の高さは30〜100cmになります。冬期地上部は枯れ休眠します。
夏に高さ5〜7cmの花序を地際に出します。この花序は「ミョウガの子」と呼ばれ食用にされます。花はこの花序より出て、淡黄色で径5cmほど、一日でしぼみます。通常結実しませんが夏気温が高いと稀に結実することがあります。

栽培は、簡単です。やや日陰のほうが葉がきれいに育ちます。年中水切れしないように管理します。地植え・鉢植え共ににできますが鉢植えの場合、地下の根茎が長く伸びるので大きめの鉢に植えると良いでしょう。植え替えは休眠期に行います。
増殖は植え替え時に株分けをします。


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