スイセンの原種、ナルキッスス・ アッソアヌスのお花です。 小さな花ですが、ふくよかな印象で 原種とは思えない美しさです。 |
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お花をちょっと斜めから撮影しました。 スイセンらしくボウル状の副花冠が ついています。 |
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草姿です。 高さ20pほどで咲いてくれます。 ナルキッスス・レクイエニイという 異名のほうが一般的かな? |
ナルキッスス・アッソアヌス(ナルキッスス・レクイエニイ) Narcissus assoanus (Narcissus requienii、Narcissus juncifolius) ヒガンバナ科の多年草で、フランスとスペインの岩が多い乾いた草原に生えています。 小型の原種スイセンで、日本で栽培すると、冬に細い葉を伸ばし、3月中旬〜4月上旬に花茎の先端に1個(ときに2個)花を咲かせます。夏には葉が枯れ、地下の鱗茎だけで過ごします。 栽培は、葉がある季節は日当たりよいところで管理します。耐寒性があり多少の凍結には耐えますが、できれば霜よけをして葉を傷めないようにします。 冬の芽出しが他のスイセンよりやや遅いので水やりは10月頃から開始します。葉がある季節は表土が乾いたら水をあげるようにします。葉が黄色くなり始めたら水やりを減らし、葉が枯れたら水やりをやめ、鉢ごと雨が当たらない涼しい日陰で休眠させます。 植え替えは毎年か2年に一度、7月下旬以降の休眠期に行います。赤玉土に4割ほど鹿沼土や軽石砂などを加えた混合土で水はけよく深い鉢に植えます。鱗茎は深めに埋めます。 肥料はチッ素が多いものは避けます。植え付け時の元肥(緩効性肥料)と葉がある季節に時々、液肥をあげます。 増殖は、球根で増えます。種子を播いても増やせます。 |
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