オオチャルメルソウ
日本に生えるユキノシタ科の植物です。湿り気の多い谷沿いなどに見られます。春に極小さな花をつけます。小さくてわかりにくい花ですがよく見ると中心に雌しべ、その周りに5つの葯が並び、さらに魚の骨型の花びらが5枚ついていてとても面白い形です。チャルメルソウの仲間はいくつかありますが、おおよそ似たような雰囲気の姿です(コチャルメルソウも見てね!)。チャルメルソウの名前の由来は花びらが取れた後の果実が楽器の「チャルメラ」に似ているからついたといわれています。「チャルメラ」から「チャルメル」へなまったのでしょうか?
見過ごされがちな植物ですが個性があると思いませんか?
栽培は水を切らさないようにし、年中明るめの日陰で管理します。水はけ良く植えてください。時々液肥をあげると良く育ちます。
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