オルベア・バルドラティイのお花です   オルベア・バルドラティイのお花です。
  
  悪魔の指先のような花びらが素敵♪
オルベア・バルドラティイのお花の中心部   お花の中心部はさらに素敵♪

  雄しべと雌しべが一体となった
  「ずい柱」は芸術作品です。
オルベア・バルドラティイの茎   林立する多肉質の茎。
  トゲは触っても痛くありません。
オルベア・バルドラティイ(アンゴルマ・バルドラティイ、パキキンビウム・バルドラティイ)
Orbea baldratii (Angolluma baldratii Pachycymbium baldratii

キョウチクトウ科(旧ガガイモ科)の多肉植物で、エチオピア、エリトリア、ソマリア、ケニア、タンザニアに分布しています。
多肉質の茎は4稜あって軟らかいトゲが並び、全体は灰緑色ですが、暗緑色から赤茶色の斑紋が入ることがあります。
花は細いヒトデ形で、茎の上部につきます。花期はやや不定期で、日本では主に秋から春に咲きます。

栽培は、年中明るいところで管理しますが、強い日差しに当てると日焼けすることがあるので軽く日よけをします。植え替えは春から夏の暖かい時期に行います。鹿沼土や赤玉土、軽石砂、荒目の川砂などを混合した砂質の水はけがよい土で植え付けます。水は一般の多肉植物同様控えめにあげますが、春から夏の生長期間中は何日も水切れさせると弱ることがあるので、表土が乾いてから1〜2日後にたっぷり水をあげます。冬の休眠期は温度が保てないようなら乾燥気味に保ちます。寒さにはやや弱く、できれば12℃を下回らないように管理すると安心です。
増殖は、挿し芽を行います。春から夏の間に茎を付け根からもぎ取り、切り口を日陰で1週間ほど乾かしてから、軽く湿らせた植え付け用土や砂に挿すと簡単に発根します。
ガガイモ系の多肉植物は突然腐りだし枯れることがあるので、挿し芽で予備の株を用意しておくとよいでしょう。


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