Phragmipedium pearceiのお花です。 袋状の唇弁(リップ)が目立ちます。 |
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お花の中心部です。 仮雄蕊の縁と花弁の付け根付近に 細かい毛がいっぱい生えています。 よく見ると花弁の縁にもまばらに毛が 生えています。 |
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開花時の株姿です。 細い葉がカーブを描き優雅です。 |
Phragmipedium pearcei(フラグミペディウム ペアセイ) エクアドルとペルーのアンデス山脈東斜面の高所に分布し、沢沿いの湿った岩壁や大岩の隙間に生えています。 長さ20〜30cmの細い葉を数枚束生します。花茎は高さ30cmほどになり、まれに枝分かれすることもあります。花は径7cmほどで、1花ずつ次々と咲かせます。よじれながら垂れ下がるペタル(花弁)は緑褐色と紅褐色の筋があり、袋状になったリップ(唇弁)は緑色で赤褐色や緑褐色の斑紋と筋が入ります。セパル(萼片)は白地に緑褐色の筋が入っています。 栽培は、比較的簡単です。湿度が高く直射日光が当たらない明るい場所で管理します。夏はできるだけ涼しいところに置き、冬は最低気温10度以上の場所で管理します。水を好むので年中乾かさないようにします。植え替えは排水と保水がよい用土(例えばミズゴケ単用)を用い、花の後に行います。増殖は植え替え時に株分けをします。 |
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