Pleurothallis aspergillumの花   透明感ある繊細な花です。
  1cmくらいの大きさです。
Pleurothallis aspergillumの花を横から   花を横から撮りました。
  面白い形です。
Pleurothallis aspergillumの花のつきかた   花は葉の主脈上から出ます。
  同じ場所から何回か花を出します。
Pleurothallis aspergillum(プレウロタリス・アスパーギラム)

コロンビアとエクアドルの標高750から800mの湿った森林内に着生している小型種です。ごく短い茎の先に細長い葉を1枚頂生します。株全体としてはシダ植物のノキシノブを思わせるような姿をしています。花は小さくやや透き通った白地で花弁の一部と唇弁(リップ)の付け根に濃赤紫色の着色があります。花を葉の主脈上(葉の先端近く)から出すので面白いです(Pleurothallis属の多くに見られる特徴です)。

栽培は、年中湿度を高く、湿った状態を保ちます。直射日光に当てると葉焼けするので遮光しましょう。温度は年中一定の穏やかな環境が望ましいのですが、それほど暑がったり寒がったりしないので、冷房設備や高温室は必要ありませんが、夏はなるべく涼しいところを選び、冬は最低10度くらいは保つ方が良いでしょう。ミズゴケ植えでよくできます。


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