シコウランのお花です   シコウランのお花です。
  写真のお花は4つ重なっているので
  ちょっとわかりにくいですね。
シコウランのお花のアップです   お花のアップです。
  縁が赤紫色に染まっているのが
  花弁で2枚あります。
  中にあるグニッと曲がったクリーム色の
  艶っぽいのが唇弁です。
シコウランの葉っぱです   あまりいい写真ではありませんが…
  シコウランの葉っぱです。
  厚くて丸みがあるので優しい感じがします。
シコウラン
Bulbophyllum macraei

日本では、鹿児島県と沖縄県、海外では台湾〜スリランカに分布し、主に木に着生し、ときには岩にも生えています。
卵形をした1cmほどの偽鱗茎は短い匍匐茎で連なり、頂部に肉厚の葉が1枚ずつついています。
夏から秋に偽鱗茎の基部から花茎を長く伸ばし、先端に2〜6個の花をつけます。
花色はクリーム色地に赤紫色がほんのり乗っていて、ときに赤みが強い個体もあります。花は2枚の長く伸びた側萼片がとくに目立ちます。

栽培は、簡単です。ヘゴにつけても育ちますが、素焼き鉢にミズゴケで植えると良く育ちます。置き場所は、直射日光を当てると葉焼けを起こすことがあるので、明るい日陰の風通しがよいところで管理します。水遣りは植え込み材の表面が乾いたらたっぷりあげます。低温時は水遣り頻度を減らし乾かし気味に管理します。寒さにはそれなりに耐えますが冬は屋内に取り込み最低5度以上を保つと安心です。
増殖は植え替え時に株分けをします。


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