タカクマホトトギスのお花です   タカクマホトトギスの
  お花です。
  やや薄めの黄色いお花で
  小さな赤褐色の細点が散らばります。
タカクマホトトギスのお花のア〜ップ   お花のアップです。

  花柱は三つに分かれ、さらにその先が
  二つに分かれています。
  そのうえ花柱には赤紫色の斑点と
  小さな球状の突起までついていて
  面白いっ。
  ピエロさんの頭にのせると似合いそう!
タカクマホトトギス
ユリ科の多年草で、鹿児島県大隅半島の湿った岩場に生えています。
茎の高さは20〜60cmでほぼ無毛、やや厚ぼったい葉は時に濃緑色の油点模様があり、葉の基部は茎を抱くようにつきます。夏の終わりから秋にかけて茎上部の葉腋に黄色い花を上向きに1〜2個ずつつけます。
冬には地上部は枯れ休眠します。
キバナノホトトギスに似ていますが、これには茎に毛が多く、葉がより狭くて色が濃く、花の黄色もより濃いこと等で見分けることができます。

栽培は、比較的簡単です。
春の芽出し時はよく日に当て、(これらの仲間に共通ですが)葉が枯れこみやすいので夏前からは遮光してあげます。年中水切れしないようにしましょう。
水はけよく赤玉土に鹿沼土や軽石砂などを混合したものに植えつけます。植え付け時期は休眠中で3月ごろが最適。根がよく発達するので、できれば毎年植え替えましょう。植え替えの際、古い根は取り除きましょう。
増殖は、株がよく増えてくれます。植え替え時に分けてあげましょう。挿芽も簡単です。


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