チケイランのお花   チケイランのお花のアップです。
  ほんのり緑色がかった黄褐色を
  しています。

  日本人好みの飽きがこない
  しぶ〜い色合いですよね?
チケイランのお花の横顔   お花の横顔です。
  形もなかなか魅・力・的
  
チケイラン
日本では四国・九州の南部から沖縄まで分布し、南アジアにも広く分布しています。常緑樹林内の樹幹や岩上に着生しています。
少し扁平ぎみになった高さ1〜3cmほどの卵形の偽鱗茎を持ち、そこに長さ10〜20cmほどの葉を通常1枚つけます。偽鱗茎は毎年1・2個ずつ増え数個が密に連なっています。
秋から冬に新芽の中心から長さ6〜20cmほどのやや扁平な花茎を伸ばし、黄緑色〜緑黄褐色の小花をつけます。花径は1cmほど。
ジャワ島に産するものは葉を2枚つけ地生する(地面に生える)らしい。

栽培は、比較的簡単です。空気中の湿度が高いところを好みます。直射日光は避けましょう。年中用土が軽く湿っているくらいを保ちます。
秋に新芽が出て冬から春に生長します。冬は軽く加温すると良くできます。無加温でもかまいませんが室内へ取り込みましょう。
植え替えは夏の終わり頃が無難ですが年中可能です。ミズゴケ植えでよく育ちます。ヘゴつけの場合は乾きすぎるので根元に生きたコケが育つくらいの環境に置きます。
増殖は株分け、または古い偽鱗茎を植え込んだままで切り分けておくと芽吹きします。1個ずつに切り分けても芽吹きしますが2・3個単位で切り分けると安心です。切り分けた古い偽鱗茎を湿らせたミズゴケに半分くらい埋めておいてもかまいません。


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