チリアヤメのお花です。 　　青紫色で３枚羽根のプロペラの 　　ような形です。 　　お花は１日でしぼんでしまいますが 　　結実し沢山の種子を作ってくれます。 　　種子は良く発芽するので３年ほどすれば 　　沢山咲いてとってもきれいです。
	チリアヤメのお花の中心です。 　　中心は白地に濃い青紫色の斑紋が 　　あってきれいですね。

チリアヤメ(Alophia amoena、Herbertia amoena、H．lahue subsp. amoena、H．pulchella) アヤメ科の小さな草です。チリ周辺の温帯地域が原産です。 丈１０cm前後で細い葉を数枚出します。春に径２〜５cmの青紫色の花をつけます。花は一日でしぼみます。 夏には地上部は枯れ休眠します。 Herbertia pulchellaの名前で紹介されることが多いのですが、別種です。 栽培は、冬の寒さに注意すれば簡単です。地植えならそこそこ寒さに耐えます。鉢植えの場合も少々の寒さには耐えますが、凍結させないように保護してあげると健全に育ちます。年中日当たりに置き、極度に乾燥させないよう水やりをしましょう。植え替えは秋に行い、水はけ良く植えます。地植えなら植えっぱなしでもかまいません。 増殖は、実生でよく増えます。こぼれ種子でも良く発芽してくれます。順調に育てば３年ほどで開花します。

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