ウラシマソウの花   不思議な形をした花
ウラシマソウの花のアップ   花の入り口のアップです
   (上とは別個体です)

ウラシマソウ

日本に生える有名なサトイモ科の植物です。鳥足状に分裂した小葉が11から17枚ある葉を1枚つけ、独特の形をした花を春に1個つけます。花の形は説明よりも写真を見ていただいたほうが特徴が良くわかるかと思います。ただこの仲間(テンナンショウと呼びます)の花は少し変わっていて、その構造ですが、実際の花は蛇の頭状になった苞葉(仏炎苞と呼びます)の中にあって、極小さな花がまるでヤングコーンのようについていて、その花序の先端には種類によって異なる形の付属体(ウラシマソウの場合は先端が糸状に長く伸びます)がついています。
さらにこの仲間の変わった特徴として、株の大きさによって性転換をするという不思議な生態の持ち主でもあります。
一般に株(球根)が小さければ雄花をつけ、大きければ雌花をつけるといわれています。時に両方の花をつける(オカマの状態)こともあるようです。
つまり、株が若く球根が小さいときはオスで、株が充実し球根が大きくなるとメスに変わり、さらにメスの株が作落ちし球根が小さくなるとオスに戻るという特殊能力を備えているのです。すごいですよね!

栽培は簡単です。日向土や蝦夷砂と鹿沼土や赤玉土の混合用土(あるいは他の用土を混合しても良い)に植えてよく育ちます。テンナンショウの仲間は水を好みますが、用土は排水性に富んだものがよいでしょう。休眠期の秋から早春に植え替えをするとよいでしょう。置き場所は明るめの日陰がよいので直射は避けます。水は乾かないように管理しますが、過湿にならないよう注意します(球根が腐りやすくなります)。肥料を好みますがあまりに沢山あげすぎると球根が腐ることがあるので注意します。増殖は小芋が良くできるのでこれを肥培し育てます。


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