Cyclamen ciliciumのお花です。 　　ねじれ立つ花弁が優雅ですね！ 　　花の入り口付近がチョコンと赤紫色に 　　染まっているのも愛らしいです〜
	葉っぱのアップです。 　　暗緑色、灰緑色、銀緑色の複雑な 　　模様がきれいです。 　　けっこう小さな葉っぱなのですが 　　高級感・重厚感がありますねっ！
	Cyclamen ciliciumの株元です。 　　グルグル巻いてカタツムリの様に 　　見えるのが、受精した花がついている 　　花柄です。 　　このように結実すると花柄がグルグルと 　　巻き込むのがシクラメンの仲間（例外あり） 　　の特徴です。

Cyclamen cilicium　(シクラメン　シリシウム、シクラメン　キリキウム） サクラソウ科のシクラメンの仲間です。トルコ南部トロス山脈の森林地帯の岩礫地に自生しています。 地下に大きな塊茎（Cyclamen hederifoliumより表面は滑らか）を持ち、秋に葉を展開します。葉には多くの場合、灰緑色の模様が入り変化に富みます。 花は葉の展開前かほぼ同時につけ、花色は白色から淡い桃色で入り口付近に赤紫色の着色があります。花に香りがある個体と無い個体があります。 夏は落葉休眠します。 シクラメンの仲間に共通（例外あり）の特徴ですが結実すると花柄がゼンマイや蚊取り線香の様にくるくると巻きます。 栽培は、比較的簡単です。明るいところ〜半日陰でよく育ちます。赤玉土・鹿沼土・軽石砂などを混合した用土で水はけよく植えつけます。塊茎の上部が少し見えるくらいか浅く埋める程度の深さに植えつけます。休眠期の夏に２・３年ごとに植え替えると良いでしょう。 水遣りは用土表面が乾いてからあげます。夏には休眠するので乾かし気味にします。耐寒性があり冬期も屋外で管理できますが強い凍結は避けましょう。 増殖は、実生で増やします。採り播きまたは秋に播きます。

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