ヒメノヤガラの株姿です   ヒメノヤガラの姿です。
  とても小さいです。
  いじらしくてたまりません♪
並んで咲いているヒメノヤガラ   こんな感じで生えています。

  周りに積もったスギの枯れ枝と
  比べると株の大きさがよくわかりますね。
ヒメノヤガラのお花のアップです   お花のアップです。

  花柄子房と呼ばれている花の柄の
  部分は立ち上がっていて、その先の
  花被片は外に向かってほぼ90度近く
  曲がっています。
  鳥の頭みたいでかわいいですね♪
ヒメノヤガラ
Hetaeria shikokiana、(Chamaegastrodia shikokiana

日本では岩手県以南から屋久島、伊豆諸島、海外ではヒマラヤ、中国、朝鮮半島南部に分布し、林床に生える光合成をしない腐生ラン(菌従属栄養植物)の一種です。
夏に高さ5〜20pほどのやや赤みを帯びた黄色から赤茶色の花茎を伸ばします。花茎に鱗片状の葉があるだけで普通の葉はありません。
花は、5〜15個ほどで、花茎と同じかやや黄色っぽい色をしています。あまり開かず、一般のランと違って花の上下が逆になっているので、唇弁(リップ)が上にあります。
地下にはよく枝分かれする白い根茎が発達しています。

栽培は、現時点ではできません。完全に菌に頼って生きているので、この関係を維持する方法をみつけるか、代替の方法もしくは全く新たな発想の栽培法を確立しないと栽培できません。


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