ナギランの巻
(掲載日:2009年9月30日)

出会えましたよ!ナギラン   ナギランが3株集まっています。
  昨年以前の葉っぱが無く、すべて当年に
  展開した葉っぱだけです。

  一見別々の株のように見えますが
  これらは同一個体の可能性が高いかも?

  ナギランやカンランなどの若い株は
  たいていは地下で「ショウガ根」や
  「ホルモン」と俗称される根茎(リゾーム)で
  つながっていることが多いんですよ。

  この写真は、2006年9月に
  三重県で撮影しました。

ナギラン (撮影記)2006年9月三重県にて

絶滅が危惧されている野生ランです。特に紀伊半島ではなかなか出会うことができません。

ハナポンの行動範囲は主に紀伊半島なので、生えている姿を見る機会は長年ありませんでした。

だ・か・ら〜  「ア〜ン 会いたいっ!!」

そんなことをず〜っと思い続けていたら!  な・なんと! 出会えるもんですね〜

初めて入った三重県の山の中で見つけましたよ! ナギラン!! 「まさか‥出会えるなんて‥」

シンビジウムの仲間らしくない木の葉型の特徴的な葉姿が、目に飛び込んできたときは正直目を疑いました。
しばし放心状態の後、我に返る間もなく大興奮!「やった〜〜〜」
思わず、『はじめましてナギランちゃん!これからもよろしくね!』の舞を踊ってしまいました〜! 

舞い踊った後、少し我に返って今度は「記念撮影だ〜」
パシャッ! パシャッ! パシャッ!

次は花が咲いているところを撮りたいな〜


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ナギランの巻 その2
(掲載日:2009年9月30日)

ナギランの葉っぱの質感に心奪われちゃいます   小さな株ですが昨年の葉っぱが1枚と
  今年出てきた新芽が1本あります。

  それにしてもきれいな葉っぱですね。
  栽培下では、なかなかこんな風には
  なってくれない。

  この写真は、2009年9月に
  和歌山県で撮影しました。  
小さい株なのに力強いねっ!   上の写真とは別の株で、今年出てきた
  新芽の1本立ちです。

  写真では確認できませんが、株元の
  落ち葉をちょっとよけてみたら、小さな
  偽鱗茎が1個あって、葉っぱが着いて
  いた痕がありました。
  どうやらシカかウサギにかじられたような
  形跡が…

  シカさん、ウサギさんお願いです
  ナギランを食べないでねっ!

  この写真も、2009年9月に
  和歌山県で撮影しました。   

ナギラン (撮影記)2008年9月と2009年9月和歌山県にて

自生地で開花している状態を撮影したいな〜  でも、それがなかなか難しい…

お花が咲いていそうな時期に、お仕事の休みが取れて、しかもその日の天気が良くないとダメなんだよな〜
…って愚痴っていてはダメダメ!!

お花が無くてもいいじゃん! 会えるだけでも うっれし〜い!
そうだ!そんなときは新たな自生地を見つけよ〜っと!

‥ってことで、たまたま入った和歌山県の山の中で新たな自生地をまたまたみつけちゃいました! やった〜〜〜

というわけで撮影だぁ〜
蚊の攻撃に耐えながら、風が止むのをじっと待って パシャッ!パシャッ!

しかし、 この時に撮った写真はナギランらしさがうまく表現できなかったんだよぉ‥
こんなのとても人様に見せられない。
残念…


そんなことで翌年に改めて撮りなおしに行くことにしました。
今回はカメラを買い換えたこともあって、少しはまともな写真が取れるはず?
‥で、撮った写真が上の2枚です。

でも、ハナポンの未熟な腕で撮った写真なので、撮りなおしたといってもそんなに変わっていなかったりして…
「葉の質感」、「新芽の力強さ」、「繊細さ」などなど、ナギランの魅力を表現したかったんだけど、撮影って難しいですね!

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