ナギランのお花です   ナギランのお花です。
  薄く緑色がかった白いお花です。

  三方に広がる萼片の縁は外側に
  少し巻き込むので細く貧弱に見えて
  しまいます。
ナギランのお花を少し斜めから   お花を少し斜め横から。

  正面から見るより少し凛々しく
  見えます。
  シンビジュームの仲間らしい
  花型です。


  ど〜でもいいことだけど、
  だいぶ昔にTV『○界ふしぎ発見!』で
  「南方熊楠さん」を取り上げていたとき
  ナギランがお話の中に出てきたけど、
  映ったのはナゴランだった…
  このお花を見るたびに思い出して
  なんだか少し悲しくなってしまう〜。
  これってちょっとしたトラウマ?
ナギランの草姿です   株姿です。
  シンビジュームの仲間らしくない
  木の葉型の葉っぱです。
  質はカサカサとした少し堅い葉っぱ。

  花は葉の上で咲くことが多いのですが
  写真の株の場合、花茎はそれほど高く
  突き抜けていません。

  →自生地での様子はこちらをご覧ください
  ⇒
ナギラン
日本では関東南部から東海・紀伊半島南部、四国、山口、九州、沖縄の常緑樹林下に生え、台湾・中国南部から東南アジア、ニューギニア、ジャワ、インドまで広く分布しています。
シンビジューム(Cymbidium属)の仲間ですが、他種に多く見られる細長い葉姿ではなく木の葉型をしているのが特徴。
夏に白っぽい花を数個咲かせます。
似た仲間にアキザキナギランがあります。

栽培は、アキザキナギランと同じです。アキザキナギランに比べやや弱く、株はあまり増えません。栽培下では花つきはよくないので、2・3年に一・二度咲くくらいと割り切って栽培するのがちょうどいいのかもしれません。


戻る