セッコクの変わりものたち 『名前が緑色のものは登録品種(長生蘭と呼ばれます)です。そのほとんどが葉芸・株姿等を観賞しますが花も特徴があり美しいものがあります)』 |
セッコクはとても個体差が大きいので、「人間の兄弟でも顔が違う」ように野生のセッコクでも株と株を見比べると違っています。 このようにセッコクは個体変異に富んでいるうえ、もともと観賞価値の高い植物で栽培もしやすいことから古くから優良個体が自然界から選別され愛培され続けています。 『選別された優良個体』、いわば人間界で言う芸能人みたいなちょっと顔が違ったり個性が強かったりするもの達は登録され『長生蘭』と呼ばれます。(フウランの優良個体『富貴蘭』と同様です。→フウランの変わりものたちも見てね!) これら『長生蘭』は銘(芸能人で言う芸名みたいなもの)もついています。上記写真の個体についている名前がそうです。 ただし、本来は登録されたもののみを『長生蘭』と呼ぶのが正しいのですが、あまりにも多くの変異個体が発見・作出され銘もつけられて流通しているので未登録のものでも『長生蘭』とひっくるめて呼んでいることが多いです。 『長生蘭』は花の変わったものも少し登録されていますが、ほとんどが葉や茎・株姿が変わっているものばかりです。 花の変わったものは『花物セッコク』と呼ばれることが多いです。 |
石斛・長生蘭分譲コーナーは2009年春頃までお休みいたします |
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