U.lividaのお花のアップ   花のアップです。
  スカートを横に広げているかのような
  かわいさです。
  私はこのお花を見ると『魅せられて』を
  歌っているジュディオングさんを
  思い出してしまいます。

  花の形はいろいろあり
  このページのものはメキシコタイプ
  (f.mexico)でスカートの様な花びらが
  横に広がっています。
U.lividaのお花を後ろから   お花を後ろから撮影しました。
  後ろから見ると少し複雑な構造を
  しています。
U.lividaの葉っぱ   葉っぱの様子です。
  ヘラ型の小さな葉っぱがびっしり
  並んでいます。
  一見コケの様です。

Utricularia livida (ウトリクラリア リビダ)
タヌキモ科の食虫植物です。アフリカのエチオピアから南アフリカ、マダガスカルと離れてメキシコに分布し湿地に生えています。
地中にあるごく繊細な地下茎からヘラ型(シャモジ型)の小さい葉(長さ1cm足らず)を出し地表面に横たえます。地下茎にはごく小さい半透明の捕虫嚢がついていて、これで地中の微生物を捕らえます(微生物を水ごと吸い込み捕らえます)
寒くなければ年中開花します。白地に薄く紅紫色に着色したかわいいお花を数個つけます(白花もあります)。花の形が少し異なるタイプがいくつか流通しています。(上の写真はメキシコタイプ)
イチョウバミミカキグサ、ケープタウンミミカキグサと呼ばれることもあるようです。

栽培は、簡単でミミカキグサに準じます。冬は凍らない程度に保護しましょう。増殖は適当な大きさで用土ごと切り分け新しい用土にその塊ごと植えつけます。暖かい季節に行いましょう。


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