ベニカヤランのお花のアップです。   花のアップです。
  黄緑色地に紅紫の点が入ります。
  近縁種のモミランに似たお花です。
ベニカヤランの葉っぱ   株姿です。
  細い茎に葉を左右交互につけます。
  葉には紅紫褐色の点が入ります。
  葉は多肉質です。

  写真の株は天然品なので一部葉が
  欠けています。
  おかげで花茎がよく見えますね。
ベニカヤランの葉の裏側   株を裏側から撮影しました。
  葉の裏にも点が入っています。
ベニカヤランの株の塊   数株が集まった塊です。
  このような塊が自生地の木の横枝に
  ぶら下がっているのを良く見かけます。
  自生地に行くとこのような塊を拾うことが
  できるかも?

  このページの写真の株はいずれも
  自生地で木より落下していたものです。

ベニカヤラン(マツラン)
宮城県から屋久島まで分布する小型着生ランです。カヤラン同様、芽先は下へ根は上に伸び、逆立ちしてぶら下がるようにして木にくっついています。カヤランと同じ自生地でも見られますがより乾いた場所でも見られます。
多肉質で艶のある葉は紅紫褐色の斑点があって細い茎に左右交互につけます。
春に花を数個咲かせます。葉と同じような配色であまり目立たない花です。唇弁(リップ)は基部は袋状で前部はエプロンの様に広がっています。

栽培は、カヤラン同様環境づくりが重要です。空気中湿度が高い環境で風通しもあるところが理想です。ヘゴやコルク板に縛りつけます。庭木につけても良いでしょう。
蒸れても乾燥しすぎても葉を落とし枯死してしまうので栽培はあまり簡単なほうではありません。相性の良い環境を見つけてあげましょう。
冬は霜や乾風に当てないようにしましょう。


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